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OFF CAMPAS ACTIVITIES: OCA

事業紹介
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国境を越え、つながる・学ぶ・変わる
国際交流プログラム

50年に渡りタイを中心に東南アジア、韓国、台湾の
若者たちとの交流をおこなうプログラムを学生中心に提供しています。
普段関わりのない世界と接することで、自分自身にも目を向けられる機会を創出しています。

事業が始まった背景

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MRAハウスとしての
国際交流の萌芽

OCAの原点は、1966年に日本の若者が米国の音楽ショー「Up With People」に触れ、自ら「Let’s Go 66」という歌とダンスのグループを結成したことに遡ります。
同グループの大学生らが、1971年に米国公演で友達になったアジアの青年たちを訪問する東南アジア旅行を実施した際、タイを訪問してチュラロンコン大学経済学部と交流したのが、OCAの始まりです。

事業内容

日タイ交流プログラム

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背景と始まり

1972年、タイにおいて日本製品の不買運動が起きました。OCA設立者である相馬豊胤は、日タイ両国の相互理解が不十分であると感じ、「タイの若者に日本を知ってもらいたい」「日本の若者にもタイのことを知ってもらいたい」と考え、タイ王国立大学チュラロンコン大学経済学部との交流を始めました。

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交流プログラムの内容

チュラロンコン大学経済学部の学生を日本に招聘し、各大学との交流会やホームステイ、観光地の訪問などを含む研修旅行を実施しました。その後も継続的に活動を行い、日本の大学生がタイを訪問する研修旅行も実施されました。チュラロンコン大学獣医学部の学生が日本を訪れ、牧場などで研修を行うプログラムも実施されました。

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現在の活動と目標

この取り組みは、50年を超える歴史あるプログラムへと発展しました。現在では、チュラロンコン大学経済学部に加え、チェンライ県にあるタイ王国立大学メーファールアン大学School of Business 経済学専攻の学生も日本に迎えています。
訪日プログラムでは、日本の大学訪問や各方面の先進施設の見学に加え、日本の大学生との交流キャンプを通じて、同年代の学生たちとともに過ごし、友情を深めることを目的としたプログラムを 実施しています。

また、北部タイを日タイ両国の学生が一緒に訪問し、都市と地方の経済格差や地域のSDGsについて学ぶ「北部タイツアー」も実施しており、二本立てのプログラムで学生交流を行っています。
これらのプログラムを通じて、生涯にわたって付き合える海外の友人との出会いや、今後の人生にとっての“気づき”が得られるような取り組みを目指しています。

また、北部タイを日タイ両国の学生が一緒に訪問し、都市と地方の経済格差や地域のSDGsについて学ぶ「北部タイツアー」も実施しており、二本立てのプログラムで学生交流を行っています。
これらのプログラムを通じて、生涯にわたって付き合える海外の友人との出会いや、今後の人生にとっての“気づき”が得られるような取り組みを目指しています。

プロジェクト内容例

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タイ学生訪日研修プログラム

タイの大学生が日本を訪れ、ホームステイや大学交流を通じて日本文化を深く学ぶプログラム。異なる価値観や社会課題について意見を交わします。

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北部タイツアー

サマーキャンプやオンライン勉強会の参加者を中心に、タイ北部へのツアーを実施。
都市部と地方の社会課題を学びながら、現地の人々と触れ合う機会を提供します。

参加者の声

教室の外にあった世界との出会い

タイの学生の考えを聞いて新しい発見をした時や、過ごすうちに仲が深まって一緒にいるのがしっくりくる、と感じるようになったときに、「あ、私はここに来なかったら分からなかったことを経験できている」と感じましたし、ここでの一期一会の出会いに感動しました。

2024年

日タイ交流キャンプ参加者

日本学生

躊躇が「決意」に変わった瞬間

タイの学生は、最初からフレンドリーに話しかけてくれました。うまく英語を話すことができなくて申し訳ないと伝えた際にも、”自信を持つこと” “トライし続ける大切さ”など沢山励ましてくれました。これから先、躊躇せず英語に挑戦しようと決意できた瞬間、心が動いたと実感しました。

2024年

日タイ交流キャンプ参加者

日本学生

「違い」が「尊敬」に変わった日々

訪日プログラムは有意義な経験でした。活動を通して、私たちはお互いの多様な背景をより深く理解し、お互いを尊重する気持ちを育みました。

2024年

訪日プログラム参加者

日本学生

言葉の壁を、笑い声で乗り越える

来日して本当に良かったです。日本語と英語を練習しました。私たちはどんな活動でも楽しみ、リラックスしていたので、このキャンプ中、言葉がコミュニケーションの障害になりませんでした。いつもお互いを支え合い、励まし合っていました。キャンプでの時間は笑いと幸せに満ちていました。またみんなに会いたいです。

2024年

訪日プログラム参加者

タイ大学生

互いの理解を深めた語り合い

素敵な友人たちから友情を学びました。お互いを大切にすること 私たちはたくさん話しをし、お互いへの理解を深めました。キャンプ中はどの活動も充実していました。とても良い思い出です。

2024年

訪日プログラム参加者

タイ大学生

メーコック特別支援

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メーコック財団との長年の交流

長年にわたり交流を続けてきたメーコック財団(Maekok Foundation、以下「メーコック」と表記)は、OCAにとってなくてはならないパートナーです。
メーコックは山岳民族の子どもたちのための児童養護施設であり、遠方の山間部から学校に通わせるために預けられている子どもや、家庭の事情で保護者がいない子どもたちを村長が連れてくることもあります。子どもたちは子ども寮で共同生活を送りながら、学校に通っています。

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OCAの活動

OCAでは毎年、北部タイツアーで学生とともにメーコックを訪れ、コック川沿いの豊かな自然の中で、子どもたちと一緒に遊んだり、土手の設営などのボランティア作業を行ったり、メーコック代表のアヌラックさんが作る美味しい食事を楽しんだりと、夕食後の語らいを含めて、かけがえのない思い出を多く作ってきた大切な場所でした。

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洪水による被害と支援活動

しかし、2024年9月に未曾有の洪水に見舞われ、敷地の95%が浸水し、多くの建物が流されてしまいました。
洪水後は有志による寄付集めや、MRAハウスによる特別支援の寄付を行ってきましたが、元の生活に戻すことは困難であり、子ども寮の再建が喫緊の課題となっています。メーコック単体での資金調達は難しいと判断し、MRAハウスの特別事業として女子寮の建設を行うことを決定しました。
子ども寮の環境を整えることで、メーコックの子どもたちがより安全・安心な生活を送れるよう、今後もサポートを続けてまいります。

OCAタイランドとの連携

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OCAタイランドは、OCAのプログラムに参加した元学生と現役大学生で構成される同窓会組織です。2024年11月には、タイ・バンコクにてOCAタイランドの50周年パーティーが開催されました。同窓生や現役大学生に加え、チュラロンコン大学経済学部やメーファールアン大学の先生方もご出席くださり、盛会となりました。
今後は、以下の3つの新しいプログラムを通じて、連携を強化してまいります。

1. 学生支援の取り組み

訪日研修旅行に参加したいが、旅費の捻出が難しい優秀な学生を支援するため、OCAタイランドが主体となって寄付を募る取り組みを行います。また、OCA創設者の相馬豊胤が寄託した財源をもとに設立された「チュラロンコン大学経済学部内 相馬豊胤基金」のさらなる充実を図る活動を行います。

2. タイ人留学生との交流

OCAプログラム経験者で日本に留学しているタイ人留学生との交流を実施してまいります。

3. 再会支援プログラム

訪日プログラムでホームステイを受け入れてくださった日本のご家庭や、大学訪問でお世話になった方々を訪ねたいというタイ同窓生の希望を受け、再会のマッチングや交流に必要な資金支援を行う取り組みを進めてまいります。

活動に参加したい方へ

OCAをより詳しく知りたい方、参加を検討する方は、
国際交流事業OCA(Off Campas Activities)特集サイトをご確認ください。

OCA特設サイトを見る